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新拠点からのシュッパツ。

  • yu-okada
  • 2017年6月24日
  • 読了時間: 2分

 6月から念願であった照明デザインの世界に足を踏み入れることができた。

ついにはじまった。

頭や心の中でモヤモヤとしていたものからの解放と同時に、

小さい事で足踏みをしていたのだなぁと気づかされた。

良いタイミングで新天地へ進む事ができた。

この5年間は決して無駄ではなく、むしろ社会人として、

またデザイナーに必要なものをたくさん教わった。これはかけがえのない財産だ。

今となってはとても恵まれた環境だったとツクヅク思う。

いつからか、オフィスでぬくぬくと暖まっているよりも、

外の環境に飛び出して自身を試したかったのだ。

とにかく照明デザイナーになって、

美しく見とれてしまう程の光環境、空間を創造したいという想いをもって。

 新しい場所ではゼロからの出発なのだけれど、

1合目からまた登り始めるというより、11合目、12合目、、というふうなニュアンスに近い。

まだまだ発展途上だという事だ。先は長く続くのだ。そして険しい。一握りの世界だ。

日々とても新鮮で、事務所で働くという事を楽しめているように思う。

学生の時にインターンで訪れた東京のデザイン事務所での事を思い出しながら、

自身もやはりこういう場を求めていたのかもしれないなぁと、また考えの殻の中に入ってしまっていた。

少人数であるということはチーム力が不可欠だ。

皆が同じ方向を向いているのだ。足りなければ補填し合う。

一人でも欠けると大変だ。

考えてみると普通の事のように思えるのだけれど、そうは思えなかったんだよなぁと。

以前ではあまり考えてこなかった事に直面し、

その差を楽しみながら、やっぱりこうだ!このほうが良い!とかなんとかつぶやく。

何のためにここに来て、何をするのか、どうないたいのか、日々の積み重ねがモノを言う。

社会人一年目に、今までの考え方が180度引っくり返された。

「いきなりうまくなる事はなく、日々薄い1枚の紙を重ねていく事が大切。結果として大きなものとなる」

という教えが今につながっているのだろう。

あの時すごく辛かったが、今はとても感謝している。

したたかに、たくさん学び、一つでも多く、人々の感情に訴えかけられるものづくりをして行きたい。

 
 
 

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