アイデアはどこに。
空間デザインの仕事を始め丸4年になろうとしている。 これまでの4年間、展示会デザインを中心にテーマパークの仕事やら
商業施設の仕事をほんのちょっぴりやったりして来た。
当初の思いとは裏腹にデザインの道がはじまったように感じた。
今となっては、空間を勉強するにはいい入りだったようにも思う。
と言いつつも、いつも光のことは頭にあった。
その思いを吐き出す場としてペーパーバッグ行灯展がある。
日々のいろんなシガラミから解放され、アウトプットしたものは実験的で
いつもの仕事では表現できない力がある。アート活動は自身にとって必要だ。
でもいつもそれだけになってしまい、視野が狭くなり融通がきかなくなる。
大学の恩師からは「3つの場」が必要だといつもアドバイスをいただく。
「会社」と「照明(アート活動)」、最後は「目指す場所、モノ」だ。
3つの視点を行ったり来たりしながら、自身を高めること。
チャンスをつかむこと。
悪条件を楽しみ、それを乗り越え、経験に変える。
これまでの経験をもって、次の自信につなげ、走り始める。
その時期が来たんだ。
光や陰はその時々で表情や形を変える。
その一瞬の記憶を自身に染みつかせる。